【アメリカで出産】母乳のプロ "ラクテーションコンサルタント"
私は、第二子をアメリカで出産しました。
第一子は日本で出産し、母乳 : 粉ミルク=2:8くらいの混合育児でしたので、第二子を100%母乳の「完母」にするつもりは毛頭ありませんでした。
ところが、出産でお世話になったEl Camino Hospitalのラクテーションコンサルタントの指導を受けたところ、産後数日で「完母」に。
今回はその時の指導内容などを書いています。
ラクテーションコンサルタントとは?
ずばり、母乳を促進するための指導資格を持った看護師のことです。
どうやって指導を依頼する?
勝手に来ました(笑)
予約などは必要なく、おそらく産後の入院中にラクテーションコンサルタントの看護師が回ってくるのがこの病院のルールになっていたのだと思います。
後で知ったことですが、El Camino Hospitalの産婦は99%完母になって退院するとのことでした。(ほんまかw)
私は事前アンケートで赤ちゃんの育て方の方針について、
□母乳
□粉ミルク
□混合
と選択肢があったので、第一子の経験から迷わず混合にチェックを入れていました。
そもそも完母にしたい!という欲求もそこまで無かったですし、第一子で混合だったので、今回も混合で、と思っていました。
が、ラクテーションコンサルタントの指導を受けている内に、少しずつ母乳が出てくるように。
ラクテーションコンサルタントの指導内容
ここでは母乳の分泌を促進するためにどのような指導を受けたのかご紹介します。
母乳を促進するための具体的なルールがあった!
- 1日8回以上(1日24時間なので、つまりは3時間置きかそれ以内)
- 1回片乳10分以上15分以内(15分以上は乳首を痛めるだけなので不要)
- 両乳を毎回吸わせる
- 上記を産後1週間、絶対実行
これで、母乳は出てくるとのことで、このルールが印字されたパンフレットを渡されたときは、日本での指導の違いに驚きました。
日本では、上記のような情報を頂いていなかったので、私は入院中の4泊5日の3泊は母体の回復を優先させるために夜21時には赤ちゃんを看護師さんに預けて寝てました(笑)
なので、もちろん3時間おきの授乳なんてできておらず。
そして、来る看護師さん皆さん母乳のあげ方に関して違うこと言うし、人によっては「出るまで吸わせて」とかもはや指導ではないというか(笑) 根性論?
結果、第一子の時は、母乳出ない→出ないから吸わない→吸わないから出ない、の負の連鎖でした。
退院後、電動搾乳機で毎日刺激していたら多少出てきましたが、完母にできるほどは出ませんでした。
そんな私が、第二子で完母になるなんて驚き!!
入院中の3日間は、ほんと汁程度の母乳しか出なくて、こんなの飲んだ内に入る?赤ちゃんお腹減るでしょ?💦と思ってすごくすごく心配して、何度も何度も看護師さんに伝えました。
初日は赤ちゃんの胃袋はサクランボくらいだから汁程度でも大丈夫。体重も測ってるから、安心して。と言われてました。(が、黄疸の反応があったこともあり、結局私は粉ミルクも追加されました。)
もちろん、絶対に完母になれる!なんて言いきれませんが、私には効果があったので、もしこれから出産を予定されてる方で、完母希望の方がいらっしゃったら参考にしていただければと思います。
番外編:母乳育児で乳首を痛めたときのお助けアイテム
私は、第一子のときも、第二子のときも、本当に痛くて(´;ω;`)
そんな私のかわいそうな乳首を救ってくれたアイテムをご紹介します。
- 日本では売ってないようなのですが、もうこのシルバーカップが無かったら無理でしたってくらい、助かりました!ママ友のクチコミで購入。
- 有名すぎてもはや紹介不要。メデラの乳首クリーム。