【アメリカの保育園/幼稚園探し】自腹はかなり負担が大きい
1歳半になる長女を育てながら次女を出産する時に、海外のため親の助けも得られず、夫も赴任したてで育休は取りたくないと言うので、2人を育てられるか不安があったため、長女を預けられる場所やベビーシッター(こちらではNannyと言います)を探した時の経験を少しお話します。
Daycare(デイケア)とPreschool(プリスクール)の違い
アメリカは、日本のような共働き家庭専用の“保育園”、専業主婦(夫)家庭対象の“幼稚園”のようなくくりはありません。
預ける子どもの年齢によって、呼び方が変わるだけです。
- 0-2歳未満の幼児を対象、教育要素(少)=Daycare
- 2歳以上5歳未満の未就学児を対象、教育要素(多)=Preschool
- 5歳の未就学児を対象=Transitional Kindergarten(略してTK)
アメリカの保育園・幼稚園の金額は?
日本のように助成金などを受けていないため、高額となっています。
特に、私が住むカリフォルニアのベイエリアは、シリコンバレーで働く裕福な家庭も多いためか、かなり高額。
長女が1歳半だったため、Daycareを探しましたが、施設規模の大小を問わず、月額2,000ドルを下回るところは皆無でした。チェーン展開しているような大規模なところばかりではなく、個人で開業しているようなところも調べましたが、すべて月額2,000-3,000ドル。高いところは3,000ドルすら超えるところもあります。
Preschoolにあがると、先生1人あたりが面倒を見れる子どもの数が増えるため、多少お安くなりますが、それでも高いです。
この時点で、もう実質娘を預けることは金銭的に難しいことを知りました(´;ω;`)
パートタイムで預けることも可能?
フルタイムは高すぎるし、そんな9時ー5時じゃなくて、午前中だけでも預かってもらえたらいいんだけど、、、というような場合、パートタイムの選択肢もあります。
さらに言えば、パートタイムだけじゃなくて、パートデイもあります。
- 午前中のみ(9時-13時)
- 週2(月・木)
- 週3(月・水・金)など
ただし、私がデイケア探しをしていた2021年時点では新型コロナウィルスの影響で、州政府より密を防ぐため1教室あたりの子どもの人数に制限をかけており、保育園・幼稚園ともに経営が苦しくなり、儲けの少ないパートタイム・パートデイは受け付けない、というところがほとんどでした。
今は少しは緩和されているのではないかと思いますが、それとは関係なく、かなり競争率が高いので、基本的にはウェイトリストに入れて、数か月待つことになるかと思います。
アメリカの保育園・幼稚園に申し込む手順
もちろん各保育園・幼稚園によると言えばそれまでなのですが、ざっくりと流れをお伝えすると、
- 説明会に参加(最近はZoom説明会が多いです)
- ウェイトリストに登録(数十ドル登録料かかります)
- 空きが出たら連絡が来る
- 実際に通うかどうかをこの時に判断
- 本契約、学費納付
こんな感じです。
ウェイトリストに載せたら、空きが出るまでは全くなんのフォローアップもありません。そして突然、忘れた頃に「空いたよ」って連絡が来ます(笑)
基本的に複数の施設のウェイトリストに登録しているので、空きの連絡が来た時点で行くかどうか判断してOKです。
アメリカでナニー、ベビーシッターを雇う場合の金額は?
Nannyも高額で、時給相場がだいたい23-25ドル。
それ以下だと、新人さんしか見つかりません。。
Nannyはお友達の紹介などで、信頼のおける方に頼むのがいいと思います。
公園で子どもと遊んでいると、Nannyさんが必ずいらっしゃいますが、全力で子どもと向き合い遊んでお世話している方もいれば、ずーーっとスマホをいじったり、Nanny同士でおしゃべりしている方もいらっしゃるので、アプリなどで適当に選ぶのは単発ならまだしも、少し不安だなと思います。
(Nannyも単発より継続契約の方がいいので、単発でもOKという方は、またしても新人さんの可能性大です)
自宅でのフル2児育児
ということで、自宅での1歳半・0歳の育児が決定しました(笑)
不安しかなかったですが、2歳・6か月に子どもたちが成長した今まで、何とか回してこれました!
次回は、無理なく2児育児のオペレーションを回すために私が行った育児ハック、家事ハックについて紹介しようと思います(^^)/